画像参照元:Pisabay
久々の代表ブログです。
今日は”お客様目線”についてよく感じることを書いてみます。
例えばサービスでも商品でも事業でもいいんですが、「これはいける!絶対売れる!」と思い、企画を立ち上げ準備を進め、販促活動を行い…
お金、時間、労力をかけて、いざ商品を市場に投入!
…あれ?
ぜんぜん集客できないし売り上げもあがらんぞ?
なんて経験はありませんか??
僕は沢山あります|д゚)
逆に、あまり期待せずに出したものが需要があったりします。
例えば…
モアイファミリーではモアイ飴を作ったとき、飴の絵柄が依頼したイラストとは全く異なりゆがみまくってました。。。
最初、手元に届いたときは正直「これは絶対受けないな…ガーン!|д゚)!」
というお先真っ暗な心境でしたが、
『作ってしまったし、とりあえずでも売ってみよう…』
と販売をすることにしました。そしたら、予想を超え飛ぶように売れました。
※お客様のなかには「この歪んだ不細工さが可愛い!最高!」という方まで。
こういった現象が起きる理由ですが、答えは簡単です。
”提供するサービスや商品に価値があると判断するのは、いつもお客様だから”
大事なのでもう一度
『提供するサービスや商品の価値を判断するのは、いつもお客様だから』
すごいシンプルで当たり前なんですが。。。
いざ自分が提供する側に回ると…これができない事が圧倒的に多い。
自分の想いが強すぎたり、自信があって進めすぎてしまい引くに引けなくなったりと…
自己満足の世界にドンドン入り込むと、お客様の目線が全く見えなくなってしまうんですね。。。
じゃあどうやって早い段階で自己満足の世界から抜け出し、お客様の目線から価値の有無を確認するのか?
これも方法は至ってシンプル。
『開発段階の早い段階で商品やサービスをどんどん市場投入してみる』
これだけです。
サービスを思いついたら⇒すぐに形にして⇒手っ取り早く投入する。
5割くらいの完成度でも、とにかくモニターとか試用でもいいのでどんどんお客様の前に出す。
どう転んでも価値を判断するのはお客様。
それなら早い段階で判断してもらう。
この段階で販促なんかする必要もありませんし、やるとしたらお金も時間もあまりかからない方法にしましょう。
それよりお客さんが商品やサービスに対してどんな反応をするか観察したり、生の意見を聞いたり、フィードバックをどんどん貯めるわけです。
人によっては「自分が満足していないのにお客さんになんか出せないよ!」という方もいるかと思いますが、そのほとんどが自己満足です。
自分の”こだわり”は、実はお客様にとってどうでもいいことがよくあります。
誤解しないでほしいのは”こだわり”が要らないといっているわけではありません。先に需要を確認してから、よりよくするためにこだわればいいんです。
そもそもサービスや商品自体にお客様が価値を感じていないのに、自分の頭の中だけであの手この手と時間と労力をかけたところで、まぁどうにもなりませんし失敗のリスクも膨らみます。
ちなみにこれはデザインを教えていてもよく目にする光景です。
注)代表はもともとデザイナーだったので、時々デザインを教えることもありますそもそもデザイン媒体に掲載しようとしているコンテンツの需要がわからないのに、デザインに時間と労力をかけまくってしまう受講生。
一言、デザインは後回しにして、先に掲載するコンテンツを検証してください。
さらにいうとコンテンツの需要が全くないのであれば(例えば集客0とか)、コンテンツから練り直してください。
最後になりますが、先日、南三陸のCommon Earthという会社の代表ソーシャからオススメされ、僕もたくさんの気づきを得た本をご紹介。
お客様の視点に対する考え方、フィードバックの手法など、すごくわかりやすく書いてあるので、事業を率先して進めている方はぜひ読んでみてくださいね(^^b
ではまた!